犬生30年時代到来!?(人生100年時代になぞらえて)

近年の有識者が提言されている「人生100年時代」この言葉も、もはや定着している感がありますが、背景には ・医療技術の進歩 ・食生活の向上と変化 ・情報、生活インフラの発達 が主に要素としてあることが挙げられましょう。

となると、ある種共に家族として暮らしているペットもその影響のもと、同じように寿命が伸びているのではと考えるのは至極当然と言えましょう。

私事になりますが、過去のブログ記事にもありますように我が家ではトイプードルを1匹飼っております。

2008年頃でしょうか、今は亡き父親がどこかから買ってきて育てていたものの、両親が他界してからはこちらで面倒を見るようになり大体5年経ちます、歳でいうと13歳くらいでしょうかね。

トイプードルの寿命を調べてみると12~15歳ということでそれでいくと、もはや老犬であることは間違いなく、いつお迎えがくるかも知れない状況ですが、今のところは普通に元気ではあります。

医療技術の進歩

ただ目をよく見ると、黒目の中が若干白く濁ってきているのではと感じるところがあって、ネットで調べてみるといわゆる白内障の兆候ではというのがみてとれます。

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行きつけの動物病院で診てもらいましたところ、これは歳をとると、どうしてもそうなってしまいやすくなる傾向があるとのこと。とりあえず目薬があることを教えてもらいました。

犬用の目薬とかあるんですね、先生によるとこれは白内障を治すことはできないが、進行を遅らすことができるとのことです。

処方してもらった薬は「ピレノキシン懸濁性点眼液0.005%(老人性白内障治療点眼剤)」、5ml入りで800円ぐらいでした。(1日3回点眼)

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昔はペット関連は「〇〇犬猫病院」として都市部の限られた場所にしかなく、ペットに何かあったとしてもそう簡単には診てもらうことが出来ない状況であったと記憶しております。

背景には近年、犬や猫のペットを飼う人が増えてきている関係もありましょう。特にコロナ関係でステイホームが叫ばれて新たに室内でペットを飼いだしたご家庭も増える現象もあったので今後需要はますます増えそうです。

飼い主の義務として、犬の登録(市町村で登録可能)と狂犬病予防注射(生後91日以上の犬は毎年1回)は法律で定められております。

当然うちの町にも行政の方から予防注射の案内が来ます、いつどこで受けるか決め、処置が終わると例年どおり鑑札をもらいます。

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また よく耳にするフィラリアは、蚊を媒体にして犬の心臓や肺動脈に寄生する寄生虫で、自分たちの所も田舎なので蚊の発生も半端なく、気をつけないといけない案件です。

フィラリア対策は、予防接種服用薬があるようです。今年は注射をしてもらいましたが、昨年はクッキー形状でエサタイプの薬(パナメクチンチュアブル「meiji」34)を使用しました。

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個包装でアルミパウチされた中に粒状の薬が、匂いも薬っぽくありません。エサに混ぜるまでもなく、差し出すと迷いもなくパクついていました。(月1回の処方)

人も、特に男性は、歳をとると異様に眉毛が長く伸びる傾向があるように感じる(もしくはおしなべて手入れが面倒くさいからそのままにしてしまうからなのか)古典的な老人でいくと口周りの髭を長くしているパターン、これは犬にしても同じような現象があらわれるのではと思うのですが、家の犬はオスでもあるので余計でしょう、そのままにしておくと眉毛と口周りの毛が心なしかすぐ伸びて、ジジイっぽくなってしまう気がします。まあ、ちゃんと手入れしてあげれば良いだけなんですけどね。

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食生活の向上と変化

今更いうことでもないんですけど、犬に限らずペット関連の市販グッズはかなり充実してきているなと驚かされます。

ホームセンターの売り場にしても年々そのスペースが広がっているようにさえ思え、衣食住をカバーするアイテムが網羅されています。

ドッグフードにしても人間でも食べられるレベルとなっていますからね、ただ犬にも味の好みがあるようで、例えば市販のもので同じシリーズでもビーフ系チキン系があって、家の犬の場合、最初ビーフ系味のものを与えていたのですが、なかなか食いつきが悪く、よっぽど空腹でないと食べようとしませんでした。

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なので試しにチキン系味を次に買って与えた所、迷いなく食いつく違いようでした。

また同じ味の種類でも、子犬用、13歳以上用と分けられていて非常に犬想いというか、健康に配慮した人間に近づく扱いです。

(愛犬家に)怒られるかもしれませんが、家の犬にドッグフードの他に毎日食パン(6枚切)1枚を朝夕半分に分けて与えています。これは両親が飼っていた頃から続いているものですが、実際ドッグフードよりも好きでとにかく食いつきが違います。

当然人間が食べるもので、添加物の点でいえば食塩やらいろいろ混ざっているので若干の不安もありますが、好きなものを食べさせてあげたいという甘やかしもあり、覚悟の上の施しであります。

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情報、生活インフラの発達

今は何か犬に異変があったらネットで病状や原因、対処法など動物病院の情報も詳しく検索することができるし、おまけにペット同伴OKの飲食店、スーパー、ホテルなども調べれば出てくる世の中です。

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幸い家は田舎なので、ある程度の広さの庭があり、また裏山には畑もあるので、そこに放つことも度々あり、正直リードをつけて散歩するよりも頻度は多いです。いわゆるドッグラン的なこともできるわけで、犬のストレスに対するケアは田舎の方がやはりアドバンテージがあると言えましょう。ただ放っておくと、雑草を食べたり、手や口が土まみれになったりするので注意が必要です。

これまた(愛犬家に)怒られるかもしれませんが、最寄の犬の美容室には車に乗せて連れていき、おおよそ4カ月に1回(年3回)のペースでカットしてもらいます、ちなみにカット代は5300円です。

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このようにペットといえば犬か猫が主流かと思われますが、最近では脱走事件のニュースがありクローズアップされた大蛇などの爬虫類系、いろいろ好きな人がいるもんだと驚かされます。

本題に戻りまして、以上のような理由によりこのままいくと犬でしたら20歳、いや30歳まで寿命が伸びそうな勢いすら感じます。

しかしながら、我々は出会いがあると必ずそこにはどうしても別れがついてきます。

ペットも長生きするにつれ愛情も深まり、家族の一員であるという気持ちがもはや揺らぎがたいものとなります。それ故ペットにお迎えがきた時のことを想うと非常に辛いものがあります。

家の犬(名前はクリ)もいずれその時を迎えるのですが、生きている間はできる限り可愛がってあげ、良い思い出をつくっていきたいと思います。

ときおり流れる捨て犬、捨て猫(ちなみに動物を捨てると50万円以下の罰則が科せられるということです)動物放置・虐待等のニュースを見るにつけ、ペットを飼うならば飼い主としての自覚責任が伴うことを忘れてはならないと胆に銘じる次第であります。

小型犬が食べやすい楕円形の小粒

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