<オープニング>種を採って二たび栽培しようとして失敗
私の過去のブログ記事「『京サラダ菜』種採りに挑戦。(データベース)」2020年6月13日アップ分で、市販のサラダ水菜の種から育て、栽培収穫後、種を残した内容を公開していますが、小さなタッパーに保存していた種をシーズンまたいで植えてやろうと、いさぎよい素人考えで実行に移しましたありさまをオープニングとして記したいと思います。
この「京サラダ水菜」、改めて蒔き時を調べて今年の4月6日に自宅畑のあらかじめ作っておいた畝に、タッパーからふりかけて種まき、土をかぶせて水やり、芽が出てくるのを待ちました。
しかし、、1週間たっても2週間たっても芽の出る気配はなく、、1ヵ月たってもついに芽の出てくることはありませんでした、またやっちまったか。
すでにお気づきの方もおられるかと、、種採りをする段階でタッパーに土も一緒に入れてしまったのが失敗の最大の原因と思われます。
そりゃそうですよね、多かれ少なかれ養分を含んだ土と混ざってるわけですから、種子自体も冬眠体制にはならないですよね、逆にタッパーの底のほうでカビが発生していたし、本当は市販の種のように乾燥した種子のみで残しておくべきだったのです。
良く考えれば分かることだったのですが、これまた勢いでやっちまった案件です。まあ、これが学びの基盤となるわけですけどね。
<メインアクト>サラダ用の野菜を育てる
ということで本題に入ります。察するところ情勢的に今後、家庭菜園の重要性は高まっていくものと考えます。なぜなら、
◆食費の節約
うまく育てば市販ものを買うよりコスパが良い。コロナ禍で昨今、生活費の圧迫問題に対して少しでも家計を助ける一手として有効
◆健康によい
無農薬の作物を食べられる、農作業で多少なりとも体を動かす、食生活の見直しで積極的な野菜摂取のきっかけづくり
◆コロナ対策
外出せず、店にも行かず、密も避けながら家庭でできることの一つ、自宅にいながら癒される
◆食糧危機への備え
世界人口増加の影響でいずれは来るだろうと言われている、作物づくりのスキルが身に付くので、もしかしたら先々役にたつかも
が主たる理由です。大袈裟に言ってしまったところもありますが、特に年配の方や運動不足の方、ひいては生活が苦しい方にとって必見事項(もうすでにされている方はおられるかと思いますが)ではないでしょうか、で今回前菜として最適なアイテムをセレクトしました。
「ヘルシーミックス4」(270円:税別、株式会社トーホク)よくスーパーの入り口付近に什器で並べて販売されているヤツです。
お手軽に4種類(小松菜、千筋京水菜、雪白体菜、ちりめんからし菜)の野菜が作れるという内容に心が動き選んでしまいました、さっそく自宅の畑へ蒔きたいと思います。
今回、プランターでも十分栽培可能なものなので、長さ約3メートル、幅30cmぐらいのプランターサイズの畝の設定でやってみたいと思います。
4月18日
袋を開けて容器に入れると4種類の種が、、どれも同じような小さな粒なのでどれがどの種か全く分かりません。
説明書きにはうすくバラ蒔きし、軽く土をかぶせるとあったので そのとおりにし、水やりを十分やり、第一日目は終了です。
4月24日
日々水分を切らさないようにし、やがて小さな芽があちこちに出てき始めました。
4月30日
プランターで育てるにしても露天に置いた場合だと、雨が降れば水やりする手間と水道代コストがカットできるので、そういったメリットがあります。
5月5日
この間 雨も適度に降り、水やりの手間もそんなにかからない状況の中、かなり芽が密集してきました。普通なら間引くことになるのですが、あえてこのままで様子を見たいと思います。
5月9日
だんだんと育ってきて、形的に種類の違いが分かるようになってきました。
5月13日
間引かず密集したままですが、もうしばらく様子をみたいと思います。
<モニタリング>最初の収穫!
5月16日
このところ雨もよく降っていたので、水やりの手間が幾分省けた所がありました。
いよいよ手頃なサイズに育ってきたので、大きいものから間引く感じで収穫していきたいと思います。
他の雑草を間違えて採らないよう、見極めて1株ずつ抜いていきます。
適当な量になるまでザルに集めます。
台所で土と根の部分を取り、水洗いします。
あとは手頃な大きさに切ってサラダボールへ、ドレッシングをかけて戴きます。
記念すべき収穫 第1回目の試食、多少の苦みはあるもののサラダ本来のみずみずしい食感、ああ自然のものを食べているんだなという気持ちになります。
ディナーの前菜としては申し分ありません、水菜はどれか分かりましたが、あとの種類については素人まる出しで見分けがつきませんでした、しかしながら美味しくサラダを戴けたことには変わりはありません。
今後、どのくらいまで収穫できるか追ってみたいと思います。