竹三ブックガイド <VOL.5 >「2040年の未来予測」

未来は暗いけど明るい!?

著者:成毛 眞

発行:日経PB

本文総ページ数:270ページ

初版年度:2021年

購入時価格:1700円 (税別)

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こんな方にオススメ

・日本はオワコンって言われてるけど本当?と思っている方

・これからの未来を案じている方

・SDGSに興味を持っている方

著者は成毛 眞(なるけ まこと)さん、元日本マイクロソフト代表取締役社長、マイクロソフトといえばウインドウズ、エクセル、ワードとビジネス上 表作成など大変お世話になりましたね。昔は『マイクロソフトオフィス』のCDROMを買ってきてインストールなどやってましたけど、今やダウンロードして取り入れる時代になってしまっていますね。

思えばここ10年のテクノロジーの進化は凄まじく、年々加速していっているような気がするのはもはや私だけではないはず、それだけ考えれば未来は明るいようなもんですが現実的に今、我々の世界は非常に困難な局面にいるということを知らなければならないとこの本では述べられています、いろんな観点から今後日本を含め世界がどうなっていくのか裏付けを持って展開されているので気になる方はぜひ読んでみてほしいなと思います。

ポイントだと思うフレーズに対しての感想

ここではそのまま語句を引用してしまうと著作権侵害となる恐れがあるので、そのフレーズの載っているページと行数のみ記して私なりの見解を述べることで、悪しからず内容を察していただくものとさせて頂きます。

<マーク説明> 

・・共感できること  

〼・・腑に落ちたこと  

♡・・感動すること 

◯・・役に立つこと

☆・・勉強になること

P8 4行目・・(〼)

やはりハイテク関連では、この2国が筆頭で対立は続くんだろうな、お互い競争し合うから開発も皮肉にも進んでいくんだろうけど。

P25 3行目・・(♡)

カメラが初めて世に出た頃 そう騒がれて拒絶した人がいたとか、UFOも普及すれば 当たり前になってみんな騒がなくなるんだろうな。

P30 13行目・・(☆)

近い将来 空飛ぶ車がスタンダードになっていくんだろうと思うが、事故や墜落のリスクをどれだけなくせるかを考える人がそうなのではないか。

P34 10行目・・(〼)

災害の時、アマチュア無線が有効な連絡手段とされていたが、5G、6Gが普及するにつれ、その存在価値がなくなるのでは?最終的にはレトロな趣味として落ち着いていくのではないのかな。

P36 4行目・・(!)

私も昔パソコンでインターネットに繋ごうとしてダイヤルアップ式でやっていたのを思い出します。とにかく時間がかかって苦労していましたっけ。

P42 7行目・・(〼)

VRゴーグルからコンタクトレンズへ、、そういう流れになるだろうな。

P44 3行目・・(〼)

そういえば都市伝説の番組でも体内にチップを埋め込む世の中になるだろうと言っていたな。

P54 1行目・・(♡)

自動運転、そういえば昔、アメリカのテレビ番組で「ナイト・ライダー」っていうのがあったな、車が自分で考えて無人で走り回り活躍するヤツ、ああいうのが実現しそう。

P87 13行目・・(♡)

人生100年時代と言われて久しいが、ひょっとしたら もっと長生きするようになるのかも。

P106 1行目・・(☆)

このままEV車が普及してくれば、絶対それなりの風力、水力など自然エネルギーだけでは補えないレベルだからなのかも知れない。

P116 2行目・・(!)

VRゴーグルは使ったことがあるけど、付けてる感がどうしてもぬぐえない、部屋の中がVRゴーグルのようになったらいいのになと思ってしまう。

P120 13行目・・(!)

そういえば、我が家も数年前に生まれてからずっと取り続けていた新聞を解約してしまいました。

P126 2行目・・(!)

だからミニマム生活とかトレンドになっているのかな。

p139 7行目・・(!)

受付ロボットとか普及してスタンダードになっていくような気がする。

P147 1行目・・(☆)

昔は55歳で定年だったのが70歳までという動き、確かに寿命が長くなれば絶対無理とはならないのかも、自分の仕事が好きでたまらない人は当たり前だけどハードルは低いということになる。

P160 10行目・・(☆)

いわゆる縦割り組織から横の連携ができるというわけか、マイナンバーカードは。

P164 9行目・・(!)

日本がお金を刷るということは実際やっているということ、要はどれだけお金がある所にはあるんですよね。

P170 11行目・・(!)

そういえば、この間 自治会で(うちは田舎の典型)神社保全の集会のとき資料を見せてもらったが、30年前と比べて世帯数が半分ほどに減っていた。

P186 5行目・・(!)

出ました!老後2000万円問題、貯金は意味がない、投資だとなれば銀行は何もしなかったらジリ貧になるよね。

P198 5行目・・(☆)

裏を返せば途上国は肉はあまり食べられなかったということだが、本当だろうか。

P205 9行目・・(☆)

そうか魚までも遺伝子組み換えになっていくのか。

P210 1行目・・(〼)

そういえばリゾート地で「清里」のブームがバブル期にあったんだけど、今は悲惨な状態になっているみたい、ただ何か手の打ちどころは存在すると思う。

P216 1行目・・(〼)

子供の頃からモニターを見続けると視力と体力が心配。

P227 1行目・・(!)

ミニマム文化の序章ですね。

P240 3行目・・(〼)

そうですね、いくら自給自足でも気候変動が激しいと不作になる確率が高くなりますね、バイオ食品の話もありましたけど。

P245 6行目・・(☆)

引っ越しや新築で土地を選ぶとき、洪水リスクをどれだけ考えられるか、おそらく販売業者はもしあったとしても、こちらから聞かない限り触れずに売ろうとするだろう。

P267 10行目・・(〇)

高齢者は悲観論者、若者は楽観論者という位置づけ、私たちに当てはまるだろうか。

まとめ

大まかにいうと人口減少でオワコンになっていく日本を救うのは なんだかんだいってもテクノロジーである、同時に世界的に起こる天変地異や争いを解決してくれるのもテクノロジーではないかという見立てなのですが、その向こう側に世界一人一人の心掛けがやはり悲惨な未来を救うカギであると垣間見ることができた一冊でした。

上記の案内がきっかけで、本著を手にして頂ければ幸いです。

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感想(14件)

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