癒しの曲「Sunday」(ユーチューブ) 解説

いやあ、2020年というのは、正に歴史のターニングポイントといっていいほど、新型コロナウイルスの世界に与えた影響は大き過ぎますね。生活様式がガラッと変わってしまいました、今までみたいに気軽にあちこちへ出かけ辛くなってきました、もはやマスクは必需品であります。

目下の所、ユーチューブで癒しの曲をテーマにオリジナル曲をアップしていっていますが、みなさんに少しでも ホッとできる、そして和める時間をお届けしたいという想いで作曲活動をしています。

15歳のころから、曲作りを始めて、ちゃんと数えたことは無いのですけど、出来が良い悪い関係なしにしたら、おそらく200曲は超えているのかなと思います。(まあ、そんなに大したことないですね)もし、希望される方がいらっしゃれば、楽曲提供もしたいなと思いますので、よろしければご返信ください。

ですので、最近のヒット曲もできる限りチェックしようと、ユーチューブの最新ヒット曲集を朝、流したりしています。ただ、私個人としてはやはり、世代ギャップ故の吸収力の弱さを感じてしまうのは否めない所ですね。

個人的には正直、今は1970年代前後のフォーク調の曲(それも洋楽)が良いなあと思っていまして、例えるなら代表として

キャロル・キング   「You’ve Got a Friend」

アメリカ       「名前のない馬」

ニール・ヤング    「Heart of Gold」

ジャクソン・ブラウン 「Late For The Sky」

ブレッド       「Baby I’m A Want You」

トッド・ラングレン  「Wailing Wall」    などです。

どうしても好きなんですね、あのゆったり感が、自分も聞いていて癒されます、ああ、こんな曲作りたいなって。

あくまでも、私個人の見解ですが、日本における現在のヒット曲を聴いていたら、その特徴としてリズムアレンジの多彩さと歌のメロディーのデジタル化が融合されているのが多いなと感じます。(まあ、演歌とかは別ですけど)

歌メロのデジタル化というのは、先ほどの70年代フォークの歌メロが割と一つの流れにリズムもゆったりと乗っかっているような、いわばアナログ的な流れに対し、一つの単語を連続して唱えたり、断片的なメロディを組み合わせてリズムに乗せたり、韻をふむというか、ラップの要素も間に入ったりさせているのがトレンドなのかなと、あまり上手く言えませんけど、そう思っている次第です。

まあ、ヒット曲も時代の流れの相関関係が非常にあるので、3年後、5年後どう変わっていくのか読めない所であり、楽しみな所でもあります。

ただ、あいみょんさんの「マリーゴールド」や、瑛人さんの「香水」にもあるように、アコースティックギターが前面に出た、それこそフォーク調ともいえる楽曲が大ヒットしたことも踏まえて、こういう選択肢もあるというか、フォーク調も良いんじゃないでしょうか。

これは、私の仮説ですけど、「マリーゴールド」や「香水」が生まれた背景に親世代の影響が関係しているのでは、と考えます。

今の20代のアーティストの親が、年齢でいうと40~50代でしょうか、青春時代によく聞いていた曲を子供に聞かせて育ててきた、その影響が少なからずともあるのではないでしょうか。

そういえば、80年代アイドル・ポップスが再び注目されたという現象も、親世代の感化を受けていること「あるある」ですよね。

私はリアルタイムではないですけど、やや後になってラジオで聞き、好きになりレコードを買ったり、レンタル(当時「レンタルレコード」という商売があったんですよねー。よくビルのテナントなんかにお店があって、そこにシングル・LPレコードが並べられていて、確か当時LPレコード、1泊2日で400円くらいだったと思います、それを会員になって借りて、家でテープに録音をよくやりました)してましたね。

大体のLPでしたら、カセットテープ45分録り(A面B面合わせて)に一応、収まっていました。

おそらく、今の親世代の方の家にも、この類いのカセットテープがあったりするんじゃないでしょうか。

その後、出てきたCDも今では売れなくなってきましたが、私が初めて購入したCDは、前述のお気に入りにも挙げていたキャロル・キング「タペストリー」(邦題:つづれ織り)でした。

<キャロル・キング>アメリカのシンガーソングライター、1942年生まれ、1958年、16才でデビュー、シンガーソングライターの代表的な女性歌手、アルバム「つづれ織り」は1971年に発表で2枚目のソロアルバム、これがアメリカにおいて15週連続1位を獲得、4つのグラミー賞(最優秀アルバム賞、最優秀女性ポップヴォーカル、最終週楽曲賞)にも輝いている。(引用:Wikipedia)

まあ、それまではレコードやカセットテープの世界だったわけで、CDプレーヤーも質流れの品を扱う店、今でいうリサイクルショップの原型とも言える店で、そこで見つけたデッキ型のものを買ってきてからのチョイスでした。

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慣れというのは恐ろしいもので、今ではデジタル音源も、かなり高度な技術で聞けるご時世になり、普通にCDを聞いてしまうものの、当時はこれがデジタルサウンドか!と唸ったものです、高音域がかなりクリアに聞こえたのは驚きましたね。

「SUNDAY」制作秘話

曲先(メロディーが先にできて、後から歌詞をのせていくパターン)です。曲調は先に述べたように、70年代洋楽フォークのイメージで着想していきます。

最初に出てきたのは、イントロのフレーズ、ギターを弾いているうちに出てきたもので、6・5・1弦の開放弦とミックスさせています。2小節フレーズのパターンを繰り返していくのですが、弾いているうちにメロディーラインが頭の中から聞こえてきて、それを歌いながらAメロの微調整をしていきます。

歌詞はまだなので、スキャット的にデタラメな英語でのせていきます。何回か繰り返し口ずさんでいくうちにBメロのフレーズが浮かんでくるので、コードもそれにしっくりくるように試しながら弾き込んでいきます。

Aメロ、Bメロを繋げて繰り返していくうちに、Cメロとなるメロディーが頭に浮かんできます、ここらへんでは何パターンかのメロディー候補が現れます。

コードを合わせながら、一番しっくりくるメロディーを選び、Aメロ、Bメロ、Cメロ をとおして歌っていきます、コードフォームもいろいろ試しながら決めていきます。

この曲は後半にサビがくるパターンではなく、Aメロの終わり「SUNDAY」というくだりが一応テーマサビとしてあります。

とりあえず、ワンコーラス出来上がったので、間奏、ギターソロの部分をつくります。

1日で出来上がる曲もありますが、なかなか前に進まない時は、期間をおいてみることも多々あります。とりあえず、現時点での出来た部分をスマホレコーダーアプリを起動させて、弾き語りを録音、プレイバックして客観的に聞いてみます。

忙しい時はギターの触れない日もありますが、極力、毎日触れるようにして、少しでも何らかの前進(新しいメロディやアレンジなど)を見出すようにします、そうしていく内に段々と曲としてのアイデアが固まり、全体像が見えるようになってきます。

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最終決まった曲の構成は、ざっとこんな感じです。

イントロ - Aメロ(テーマサビ入り) - Bメロ - Cメロ - イントロ2 - Aメロ - Bメロ - Cメロ - 間奏 - Bメロ - エンディング

メロディラインが定まったら、次に歌詞を付けていきます、テーマは「癒しの曲」ということですが、実はメロディ作りしている時、テーマサビのくだりで早々に「SUNDAY」というワードが浮かんでいたので、タイトルもそれに決めることにしました。

そして、そこから広がるイメージを書き留めていきました。

イメージに出てきたのは、休みの日の生活の情景。何といっても、自由な時間ができる日、やりたいことが出来る日ということで、ほとんどの人にとって一番好きな日ではないかという設定にしました。

もちろん、日曜日が仕事の方もいるので、日曜日と限らず、休みの日を総称して「SUNDAY」と呼ぶことにします。

仮にOLの方だったら、どうでしょうか、朝早く起きなくて済むのと、録りためておいたドラマをパジャマのままで観てしまう、トイプードルなどの小型犬を飼っていたとしたら、思わず抱っこするのではないでしょうか。

テレビを見ながら、、こうなれば何か飲みたいですよね、やっぱりキンキンに冷えたビールでしょうか、昼間からお酒なんてけっこうじゃあーりませんか、こんな感じで午前は癒されていくのでしょうね。

そして、そこに好きなパートナーがいれば、これまた幸せなことです。

コロナ禍なので、あまり遠出や、お店にも行きづらい、そうであれば近所の公園、河川敷と手をつないで散歩というのもよろしおすな。コンビニとか見かけたら思わず立ち寄ってソフトクリームなど買ってしまうのではないでしょうか、二人でなめ合っているうちに日が沈んでいきます。

「今晩何にしよう?」とパートナー、「じゃあ、〇〇スーパーで探そう」(ここら辺が生活感出まくりではあるんですが)と答える。

二人でいったスーパーで特売品を見つけます、ローストビーフ2割引き。「よし、今晩これとフランスパンとチーズ、ワインだ!」とパートナー、洋食系に決めました、ここにきてあるあるの生活感丸出しになりますね。

こうして楽しかった一日は過ぎようとしています。

パートナーと再開する日を約束して「おやすみなさい」明日から仕事、がんばれるかな。

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「SUNDAY」というワードからの妄想が暴走して、こんな歌詞になりました、後は動画をお楽しみ(?)ください。

はじめてのソロギター講座3弾セット

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