トヨタ「ライズ」レヴュー

私は今回、自家用車の乗り換えでトヨタ・ライズ(RAIZE)を購入しました。

以前は、ブログ記事に掲載していましたとおり、2009年式トヨタ・ヴォクシーに乗っていました。時期的にコロナ関連の影響で、納期が若干遅れてしまうことになりましたが、記録としては2020年7月上旬の納期となります。

乗り始めて約1ヵ月時点で、新車ライズについて体感したことを述べていきますので、参考にしていただければと思います。

まずは、結論から「非常に良かった」です。

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今のところ、100点満点のうち95点ですね(あくまでも個人の感想です)

前の車、ヴォクシーに10年以上乗り、車検の時期がくるのを機に買い替えをを決意、いろんな選択肢がありましたが、最終的にライズに決めました。

今回、私が選ぶポイントとしては

・そんなに人を乗せる機会がなくなったので、4~5人乗りタイプで良い。

・ぶっちゃけ、本当はアウデイやフォルクスワーゲンの外車に乗りたい。

・排気量は1000ccクラスで良い。

・予算は270万円まで

ただ、それまでに、ヴォクシーに乗っていて良かったなという思いがあって、トヨタ車の中で何かないかなと思いながら、ある日、点検のために行きつけのネッツ・トヨタ店に行った時、営業の人から「最近いいのが出たんですよ」の声、紹介されたのがこのライズでした。

展示車があったので、外観、内装とあちこち見まわして、、「おっ、これはいいかも!」自分の今のニーズに近いなと思いました。

とりあえず、パンフをもらい、検討することにしました。

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パンフレットの概要をピックアップしてみます。

キャッチ・フレーズ「サプライズと出会おう。」ぼくらの毎日に、サプライズ!RAUZE

SURPISE 01   SMALL PACKAGING

大きく見えるが、実は5ナンバー、全高1.620mm、ホイールベース2.525mm、全幅1.695mm、全長3.995mm

SURPISE 02  BIG LUGGAGE

中身は想像を超えて、驚くほど広い。

SURPISE 03  LUGGAGE & SEAT ARRANGE

目的や荷物に合わせて、空間をアレンジ。簡単な操作で、ラクラク積める。

荷室容量:369L、荷室高865mm、荷室幅1.000mm、荷室長755mm(デッキボード下段時でのデータ)、2段デッキボード&デッキボード下収納

SURPISE 04  COMFORTABLE SPACE

前席も後席も、膝まわりに大きなゆとり。大人も子供も、ユウユウ座れる。

カップルディスタンス(前後席間距離)900mm

SURPISE 05  WIDE VIEW

遠くはもちろん、近くの見通しも良好。運転中は焦ることなく、視界ヒロビロ。

SURPISE 06  DRIVABILITY

ドライブを楽しくするコックピット。ハンドルを握れば、いつもワクワク。

LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶デイスプレイ(マルチインフォメーションデイスプレイ付)注:Z,Gタイプに標準装備

SURPISE 07  DISPLAY AUDIO

ふだんのスマホアプリを車内でも。大画面で、イロイロできちゃう。

使い慣れたスマホアプリをクルマでも。9インチディスプレイオーディオ(注:オプション、機種によっては使用できないのもあります)

前席でも後席でもスマホの充電が可能(USB端子)

SURPISE 08  VARIOUS STORAGE

アイテムが、ぴったりおさまる。お気に入りをドンドン持ち込みたくなる。

SURPISE 09  USEFUL EQUIPMUNT

乗る時も、乗ってからもずっと快適。心づかいが嬉しい、装備のカズカズ。

電子カードキー、プッシュボタンスタート、キーフリーシステム

SURPISE 10  PERFORMANCE

パワフルで、しかもクリーンな走り。嬉しい未来に向けて、グングン進む。

高速道路でもストレスフリー。 1.0L KR-VET VVT-1 ターボエンジン

1.5Lクラス相当のトルクを幅広い回転域で発揮する、走りの楽しさと低燃費を両立した 1.0Lターボエンジンを開発。卓越したパフォーマンスは、高速道路でもストレスを感じない加速性能を実現しています。

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燃費

2WD 車:18.6~23.4km/L (国土交通省審査値ですが、モード、グレードにより異なります)

4WD車:17.4~21.2km/L (国土交通省審査値ですが、モード、グレードにより異なります)

アイドリングストップ機能(Stop&Start System)

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SMART ASSIST

やっぱりドライブは、ずっと笑顔でいたい。

次世代のスマートアシストで、より大きな安心を。

1.衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)

2.標識認識機能(進入禁止)

3.先行車発信お知らせ機能

4.全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール/停止保持機能なし)

5.LKC(レーンキープコントロール)

6.車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能

7.BSM(ブラインドスポットモニター)

8.オートハイビーム

9.ADB(アダプティブドライビングビーム)

10.サイドビューランプ

11.ブレーキ制御付誤発信抑制機能(前方・後方)

12.コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)

13.スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)

14.パノラマミックビュー

15.RCTA(リヤクロストラフィックアラート)

タイプとしては、いわゆるSUVタイプですが、LAV4をコンパクトにした感じですよね。

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車体の大きさの割にはタイヤというか、ホイールが大きいですね、外車とかでもそうなんですけど、ここ最近のトレンドみたいなもので、割とSUVタイプが出回っているなと感じます。

街中で走っていても、けっこうよく目にしますし、むしろセダン系のほうが少なくなってきているような気がします。

さて、なぜSUVと呼ぶのか調べてみますと、スポーツ・ユーティティリティ・ビークル・スポーツ用多目的車と訳され、省略してSUVと言いますが、ピックアップトラックの荷台に、シェルと呼ばれる、居住、荷室空間を作ったものがそもそも起源という事で、そこから派生して現在に至っているというわけです。(引用:Wikipedia)

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ライズは4WD仕様もあるのですが、目を付けたのは2WD仕様の方、それでも いわゆるセダン系と比べて、目線の位置が若干高めにはなっています。(もちろん、ヴォクシーのほうが全然目線は高いですが)

試乗もさせてもらいました、まずドアの開け閉めが軽い、ヴォクシーに乗っていたから余計ですが、それでも過去いろんな車に乗ってきましたが、軽さの点では一番だなと感じます。

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それにしても、驚かされるのはテクノロジーの進化ですね、まあ慣れた方や若い方なら「何言ってんの、当たり前じゃん」て言われそうですけど、前のヴォクシーに乗っていた時と比べて備わった新しい機能で特に感銘をうけた箇所を紹介します。(注:個人の場合です)

①ドライブレコーダー

②アイドリングストップ

③バックモニター

④オートハイビーム

⑤液晶インパネ

⑥車上カメラモニター

⑦車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能

⑧USBポート

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①ドライブレコーダー

約1週間の検討期間を経て、ライズ購入の決断をしました。

グレードは真ん中の「G」タイプ

ボディーカラーは「ターコイズブルーマイカメタリック」を選びました、カラーはいろいろ悩みましたが、あまりない斬新な色と、この車にしっくりくる色かなということで決めました。他に上半分がブラックであしらわれるツートンカラー仕様もありましたが、オプションとなり、別途料金がかかります。

 私的に今回、初めてのドラレコ付きとなります、トヨタで純正のをつけてもらいました。

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前方と後方に2か所、カメラを装着しております、常時録画できる仕組みになっています、防犯の役目もできるのですが、何日も乗らない時は、バッテリーが上がってしまうのを防ぐために、その時は本体からケーブルを抜いておいてくださいと説明がありました。

②アイドリング・ストップ

これも私的には初めてです。信号待ちの多い街中では、待機中にアイドリングしているままだと、チリも積もれば、、の如く燃費に当然、差が出てくるでしょう。

体験してみて、一つ分かったことは、アイドリング・ストップ中にシートベルトを外すとエンジンが始動するということです。

③バックモニター

最近はほとんどの車についているといってもいいくらいですが、バックする状況がわかって便利ですが、カメラのみに頼ってしまうと危険な所もあります、たとえばカメラには映らない高めの位置で突起物があった場合、ぶつかることもありうるからです、目視と合わせて安全確認は大事ですね。

④オートライト

トンネルに入ると、自動的に点灯してくれるわけですが、今までのクセでシフトのつまみを回してしまいます。

個人的に驚いたのは、夜間、対向車のない所では勝手にハイビームになり、向こうから対向車が来たら、ロービームに切り替わるということです。

⑤液晶インパネ

もうこれは、今となっては標準になるのかも知れないですけど、メーターが針ではなく、画面ディスプレイでの表示です、というか、全ての計器類がそうなります。

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今のところ、スマートフォンのように画面にタッチしても画面が切り替わることはないのですが、テクノロジーが日進月歩なので、近い将来スマホみたいになるかも知れませんね。

⑥車上カメラモニター

何しろ初めての体験というのは、刺激的なものです。

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車庫入れする際、車の真上から見た感じになり、前後左右の停め位置の間隔が分かるようになっています。あまり慣れていないので、ハンドルの切り返すタイミングが最初はつかめませんでした、今は目視優先で参考程度に見るようにしています。

⑦スマートアシスト

フロントグリルと後部ハッチバックのところ、そして左右のサイドミラーの下の部分にセンサーがついており、追突防止や車線のはみ出しの警告、障害物の接近を知らせたり、前方の車の発信を知らせるアラームが働きます。

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また、ブレーキやハンドル操作など自動で修正しようと働きかけます、私も実際走っていて、左側の車線をはみ出しそうになった時、内側へ戻そうとする力が働きました。

⑧USBポート

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もう今では、当たり前になっている装備だと思いますが、ipadなどのアップル製品に接続すると、ダッシュボードのディスプレイに反映されるという機能(オプションでつける、つけないになりますが)USB電源で駆動するグッズも多く出ているので何かと便利ですね。主にスマホ充電用になりましょうが、前席側に2か所、後部座席側に2か所、合わせて4か所備わっています。

内装について

ハンドル回りに操作ボタンが増えた!(注:個人的な感想)アクセサリーの切り替え、音量、電話のスイッチなど、ハンドルから手を放さずに操作できるようになっています。(今や当たり前だと言われそうですが)

ハイブリッドではなく、レギュラーガソリン仕様ではあります、エンジンスタートはブレーキを踏みながらスタートボタンを押すとかかります。

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運転席まわりのレイアウトですが、今のトレンドですが、海外の車でもそうなんですけど、割と似たような感じになってきていますね、運転席と助手席に明確な仕切りスペースがあり、シフトバー、サイドブレーキが組み込まれている、ダッシュボードのエアコン吹き出し口、座席シートのふち周りには赤の色がアクセントとしてカラーリングされています。

定員は5人乗りとなっています、後部トランクは、そこそこ容量があり、底版は高さを2段階に調整できます。ただし、スペアタイヤは付いておらず、その格納庫もありません。

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ヴォクシーに乗っていた時はけっこう収納スペースがあったので、そのせいかライズのほうはダッシュボードでは左側の方と各座席の両サイドに少しある程度です。

運転フィーリング

1000ccクラスなので、エンジン音はライトな感覚、サイドブレーキは手で引くタイプです、発進も車体が重くないので、スッと出ます、フットワークも軽いです。

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SUVタイプの特徴でタイヤが大き目(Zタイプは195/60R17タイヤ・17×6Jアルミホイール、Gタイプは195/65R16タイヤ・16×6Jアルミホイール)だからでしょうか、路面を走った時のクッションも気にはなりません。カーブ時の安定性もあり、小回りが効くといった感じです。

視界はヴォクシーに比べるとやはり目線がやや下がります、後部の窓は小さくなった感じで、やや見づらいですが、前方やサイドは申し分ありません。

信号で止まれば、アイドリングストップがかかります。上り坂も普通の1000ccだったら加速の点で苦しいこともありましょうが、このライズはターボがついているのでグングン走ります、これは大きいですね、またノーマルモードパワーモードの切り替えもあるので便利です。

なので、パワー不足という感覚はありません、スマートアシスト機能でいえば、両サイドの白線からはみ出しそうになるとアラームが鳴り、引き戻そうとハンドルに力がかかります、何だか見えない手で持たれているようです。

バック時はモニターが後ろからと真上からの映像が映し出され、前輪タイヤの向きもわかるようになっています、周囲に障壁があって近づきすぎるとアラームがなります。

燃費のほうですが、アベレージ数値が分かるようになっており、今のところ 2037km走って 16.6km/L ですね、この先、また数値も変化していくと思います。

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<まとめ>

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☆SUVタイプがトレンドだなと感じる中で、ライズはコンパクトで洗練されたスタイルを持っています。

☆スマートアシスト機能は、トヨタ車の軸になっていると思いますが、これは女性にとっても頼もしい存在です。

☆1000ccですが、ターボチャージャーがついているので、走っていてパワー不足という感覚にはなりません。

☆スペアタイヤが付いていないので、万が一の時のために別にスペアを積んでおくか、JAFに入っておくほうが良いのでは

☆後部のトランクスペースも十分とられているので、そこそこの荷物は積めそう。

☆価格帯は、おおむね200万円台になってきますが、コスパは悪くない。

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