トヨタ「2009年式・ヴォクシー」レビュー

今回、車検のタイミングを機に10年以上、乗ってきたマイカー「トヨタ・ヴォクシー」を手放し、思い切って新車を購入するにあたり、長年乗ってきた愛車に対して私自身が感じたヴォクシーの評価について述べたいと思います。

まず、結論から、「非常に良かったです。」100点満点で言えば、90点ぐらいですかね。

最寄りのネッツ・トヨタ店で新車で購入したのが2009年

車には大まかには、軽自動車、コンパクトカー、セダン、スポーツカー、ミニバン、ワンボックス、SUV、ステーションワゴンなど、車種があるうち、私が必要としていたのは、ワンボックスタイプでした。

当時の私は、休みの日にサークル活動の関係で人を乗せなくてはいけない状況にあったので、通勤・プライべート用として、ワンボックスタイプ探しを始めたのです。(そのとき自家用車として乗っていたのは初代ホンダ・ステップワゴンでした、ちなみに走行距離は22万km超えていました)

今回、このレポートするにあたっての走行距離は 195772kmです。

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もちろん、トヨタ以外にもいろんな販売店を巡って、パンフレットを見たり、試乗したりしてきました。

それでいろいろ見てきた中で総合的に私なりに判断し、トヨタ・ヴォクシーに落ち着いたわけです。

まあ、数あるワンボックスの中で何故、ヴォクシーにしたかというと

①コストパフォーマンス

②スタイリング

③運転フィーリング

④トヨタというブランド

の点で自分のニーズに合っていたからです。

①コストパフォーマンス

まずコスパなんですが、カタログなどでいろいろ見て鑑みた上で、グレードが3段階あるうちの

中のグレードを選びました。

基本車体価格+オプションで大方の値段が決まるわけですが、当時 カーナビ、CD、Bluetooth、テレビなどがついたアクセサリーが約20万円と割と高めのものをオプションとしてつけた以外は大きな追加はしなくて、トータル約270万円也でした。(支払方法はコメントを差し控えさせていただきます)

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エンジンは低燃費型であるという話を営業の方から聞きました、ボンネットの中は写真のような感じです、レギュラーガソリン仕様です。

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コンソールパネルに平均燃費が表示されるようになっており、アベレージとしてはリッター13.4kmだったですね。

当時、ハイブリッド・カーも出ていた頃ですが、2000ccクラスのガソリン車としては、頑張っているほうではないでしょうか。

②スタイリング

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まず、フロント面から、この面構えです。それまでのヴォクシーといえば、ボンネットの形状はごく普通のなだらかなカーブを描いてましたが、両端が起伏した感じのやんちゃな感じの風貌が印象的でしたね、トヨタ車のグリル周りもこの辺あたりから特徴的なデザインになってきている感じがします。

後ろの方ですが、今は標準となっているバックランプがLED使用になっています。

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ハッチバックは下から上へ上がる式です、窓の大きさもほどほどな大きさです。

フロントのユニークさが、何といっても大きいですね、両サイドの横ドアが開閉できる仕様です。

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ボディーカラーはダークブルーですね、色に関しては黒とか。濃い紫とかあって迷いましたけど、これに決めました。ホワイトを選ぶ方は多いと思うんですけど、割高なんですよね。

私が、この色で走っている時、あまり同色のヴォクシーに出くわしたことは、ゼロではなかったですけど、比較的少なかったのではないでしょうか、他の色の方と遭遇したのが多かったですね、その後「煌(きらめき)」というバージョンが出てきましたね。

ワンボックスの特徴は、たくさんの人を乗せられること、荷物も長物とか、割と余裕で積めることが大きいと思います。このヴォクシーもマックス8人乗り(前列2名、2列目3名、3列目3名)で、フルフラットにすればベッド代わりにもなります。

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このシートアレンジスタイルは、各社、車種によって様々なパターンがあり、シートがどのように動くか、倒れるかで使えるスペースが変わってきます。

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ヴォクシーの場合は割とオーソドックスで、3列目の席は左右に分かれて、窓側に跳ね上がるタイプです、2列目の席はスライドするのと、ポップアップし、前列席側に倒れるパターン、例えばそうすることによって、3列目の席に座るとリムジンのように足元が広々するといったあんばいです。

③運転フィーリング

ヴォクシーも購入当時に試乗させてもらいました、エンジンはとても静かでした。もちろん、発進時、加速時の推進力もかなりあります。

ハンドルの舵の重さも丁度良いです、フロントガラスも広めにとられているので、視界も良好です。

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前輪駆動方式なので、後部座席に座った人の意見を実際に聞くと、とても静かで快適だという声を聞きました。

私自身も特に感じたことなんですが、割と鋭いコーナリングをかけたとき、過去乗っていたワンボックス車で、後輪タイヤが横すべりしてしまうといった状態がありましたが、ヴォクシーにはそれがなく、しっかり踏ん張ってくれるのが良かったですね。

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ホイールは中のグレードでしたので、トヨタのホイールキャップ付きの鉄製のホイールでした、途中で友人から、いらなくなったDAURA(65R15サイズ)のアルミホイールがサイズ合ったので付け替えています。

 

④トヨタというブランド

ワンボックスに関して言えば、やっぱり国産になるでしょうね、確かにフォルクス・ワーゲンやアメ車のアストロとか乗っている人もいますが、個人的には機能性で言えば、国産車は日本人の(ライフ)スタイルに座席のサイズとか足元のスペースのとり方など、上手く合わせられていると思います。

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排気量は いわゆる2000ccで、まあフル定員の8人が乗車したとしても、十分走れるようにとなると、これぐらいのパワーは必要になってきますね、通勤など一人で走っている時は、ぜんぜん余裕すぎますけど。

1~3列席のスライドを上手く調整すれば、どの列も さほど窮屈なく座れるレイアウトになっています。

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エンジン始動は、当時ボタンスタートのタイプもありましたが、エンジンキーで始動するタイプの方を選んでしまいました、このあたりからボタンスタート式へ移行する̚過度期だったような気がします。

インパネ部ですが、メーター類は中央に配置されています、これは確か前方の視界とメーターとの間を行き来する目の移動がスムーズになるという理由だったと思います。そうなると、他のアクセサリー関連のレイアウトも変わってくるということですが、写真のとおりです。

シート張りの生地については、確か当時、3種類ほどある中の選択制でした、後部トランクは床版を外すとその下にまた収納スペースがあります。(このパターンは多いですね)

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他にも収納スペースは割とたくさんあって、ダッシュボード部、ドアの内側など、小物を入れられるスポットが随所にあります。

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トヨタ系に関してではありますが、今またメーター類の配置が右側(運転席から見て正面)に戻ってきている感じです、メーター類の配置が中央と右側とでは、眼球移動の効率上の違いはそれほどないように思います。

良い所ばかりであると言いたいところなんですけど、過去、修理もしくは修理したいなと思った箇所を挙げておきたいと思います。(今後の参考のために)

乗り始めて7年経ったくらいの時、後部右側バックランプのボックス内に雨水が底に溜まるということがあり、車検時に交換しています。

また、10年目を超えたあたりから、天井部分の塗装がはげてきました。(購入時はガラスコーティングというオプションをつけています)

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自宅と職場の駐車場は共に露天で、洗車は月1回程度の洗車機にかける程度でした(ワックスはなし)まあ、これもオーナーの管理次第によるところもあるので責められないのですが、いささか残念な部分ではあります。

総括

・約12年間 乗ってきましたが 大きなトラブルもなく、エンジンも元気に走り続けてくれました。

・背の高いワンボックスにしては、コーナーリングの安定性が非常に良かったです。

・最大8人乗りで、どの席もロングドライブにおいて快適な居住性が得られました。

・燃費はトータルで平均リッター13.4km(注:個人調べ)でした。

次も同じトヨタ車に乗り換える予定ですが、また追って報告したいと思います。

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