家庭菜園のすすめ②

魂のメッセージ <家庭菜園をするにあたってのメリット>

・生活がきびしい家庭は食費を浮かせられる

・園芸に関する知識が身につく

・農作業をすることによって、体を動かすことになる

・自然に触れることができる

・料理のレシピを考えるきっかけになる

・無農薬で栽培が可能

・野菜を多くとることは健康に良い

現在、コロナウイルスの脅威は世界中で大きなものとなっています。

家庭経済に関わる支出で大きなウエイトとなっているのが、みなさん食費でしょう、家族が何人かにもよるのですが、ただ家のローンを組んでいる方は、それと合わせて支出の双璧をなす項目ではないでしょうか。

前回のブログ「家庭菜園のすすめ」(2020年2月21日付)で2019年11月より、自宅裏の畑(田舎なので)でホームセンターから購入した「サラダほうれん草」「サラダ京水菜」を栽培し、とうがたつギリギリまで収穫、活用した内容を報告しております。

DSC_0660
DSC_0661

あれから何回かまた採れたので、最終報告いたします。

「サラダほうれん草」購入価格:188円(税別)市販想定価格:150円(200g)総収穫回数:10回(200g換算)→みなし粗利(種代を差し引き):1293円

「サラダ京水菜」購入価格:188円(税別)市販想定価格:200円(200g)総収穫回数:10回(200g換算)→みなし粗利(種代を差し引き):1793円

これらのほうれん草と水菜、振り返れば水洗いしてそのままドレッシングをかけてサラダにしたり、おひたしにしたり、ラーメンのトッピングに使ったり、鍋の具材にしたり、みそ汁の具にしたり、卵焼きに混ぜたり、まさに大活躍しましたね。

特にウリクロウ(以前、うちの畑を荒らしたイノシシの呼び名:ずる賢いのでウリ坊:イノシシの子供とクロウ:カラスの英語の呼び名と名付けました)に終始、襲われなかったのも大きかったと思います、特に冬場だったので鍋の具材としては最高でしたね。

肥料というのは、最初 畝を作るとき、中へ市販の粒状の化学肥料を投入したので、あとは水やりを枯らさない程度にあげたくらいでしょうか、もちろん露天なので雨降りのときはやらなくて済みます。

まあ、伸びはじめの密集してきたときに間引きはしました。

有識者の方々の見解では、今後、日本は少子化など諸々の要因で全体的に企業の儲けが伸び悩み、サラリーマンの年収はどちらかいうと下がっていく傾向になるだろう(一部を除いて)大手の会社が終身雇用制度の廃止など、次々と発表しているのを鑑みると、時代の変化の潮目に来ているのかも知れません。

そうなると気になるのは生活のこと、家計の見直しも並行して重要ポイントになってくるでしょう、それを考えると食費の見直しも入ってくるわけです。

日本のサラリーマンの平均年収は2019年11月現在で約441万円です(国税庁調査結果より)支出項目として存在するのが、食費・住居費・光熱水道費・保険医療費・家具家事用品費・交通通信費・教育費・交際費などですが、年収が仮に減少傾向になるとなると(副業などによる副収入は無しとして)削ろうと考えるのはウエイトの高い食費の見直しという事態になる可能性は高いです。

先ほどの「ほうれん草」「水菜」栽培のレポートにおいて、この分の収穫サイクルを3カ月スパンとした場合、1年間連続して行うとっして年間4サイクル同様の収穫ができたとします、先ほどのレポートのとおり、1回分1293円+1793円=3086円なので、それの4回分、つまり年間12344円の節約という皮算用ですが、そういうことになるのではないでしょうか。

それでも、それぞれ1袋分の種を蒔いて育てたわけですが、成長したもの全て収穫できた訳ではありません、思ったより消費できず、間に合わなくて とうがたってしまった(成長しすぎた)状態に今はなっております。

なので、あとの分はこのまま放置しておいて、ここから種が採れるかどうか様子をみる段階に入りました。

DSC_0707
DSC_0706

さて家庭菜園ですが、これが都会に住んでいたとします、1戸建ての家で庭があれば良いんですけど、アパート・マンション暮らしの場合、家庭菜園を始めるとして、おそらくベランダもしくは窓際に置くためにプランターを買ってきて、これまたも買うのでしょうけど、そこで植えて育てるというのが一般的でしょう。

別に何を植えても良いわけなんですけど、仮に収穫できた場合でも、その採れる絶対量というものが、田舎の畑(これも農地の広さの幅はあるんですけど)と比べて断然違うわけで、プランターを用意するのも、アパート・マンションの場合、限りがあるので食費制限の面からみると弱くなります。

また現在では、世界的なコロナウイルスの問題で、都市部では非常事態宣言が発令される中、外出自粛リモートワークの推進食糧備蓄などの社会の変化が起きています、仮にコロナウイルスが収束したとしても、新たなウイルス発生の脅威というのはゼロにはならないというのが自然な見方でしょう、となると我々の今後のライフスタイルも見直す転機に来ているかも知れません。

今後、田舎へ移住するというのが選択肢の1つとしてポイントになってくるのではないでしょうか、災害や疫病に対して田舎は都会と比べてリスクを抑えられやすいのと、リモートワークが普及すると都会に出て、通勤して会社でパソコン業務する必要がなくなる(もちろん、世の中そんな仕事ばかりではありませんけど)そんな傾向が強まってくるのではないかと私は感じるわけであります。

まあ、都会は便利で刺激があって、おしゃれで憧れますが、あとは本人にとって快適に暮らせる場所かどうかが判断基準でしょうね、あなたは今どんな所に住んでいますか?

まとめ

・市販の種の袋2つから育てるものとして、私の場合、少なくとも3086円の食費を浮かすことに成功しています

・収穫しきれず残り、とうがたってしまった作物はこのままにして種を採ろうと思います

・きびしい生活、やりくりする中で食費を見直すなら、自給自足の一環として家庭菜園を

・災害・疫病のリスク回避のために田舎へ移住するのも今後アリではないでしょうか

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です