引っ越し体験記

3月下旬は「引っ越し」のビジネスチャンス!

3月27日(金)

とある大手の物流会社からの応援要請で、引っ越しの仕事の依頼があり、うちの会社の上司より行くよう指示がありました。

やはり時期的にかなりの需要があるみたいで、例年、手が足らず、あちこちの業者、またアルバイト求人など、声をかけているようです。

AM7:00に物流会社の支店に集合とのこと、その昔、大学生の頃、引っ越しのアルバイトを2ヵ月ほどやった経験はあるのですが、それも30年ぐらい前の事、時代も変わってるし、もうほとんど忘れてしまっているので、すっかり得手はわかっていません。

当日がやってきて、自分の会社にある2トン車で向かいました。

なるほど、構内に30人ぐらいの人が集まっていました、年齢層は見た所20~60歳代くらいの幅で、さまざまです。

事務所へ行き、配車係の方に仕事の内容をたずねます、そしたら、とある市内の引っ越し作業を午前と午後の2セットを行いますとのこと。

一応、6人のチームを組んでいきます、リーダー格の人がやって来て「こっちの倉庫へトラック持ってきて」と言われました。少し離れてあった倉庫の方へ2トントラックを移動させ、後ろのドアを開けました。

三浦大和似のリーダーが、トラックの荷台を見て(実は床がそんなにキレイなものではなかったので、段ボール製の養生シートをおもむろに持ってきて、床に敷きつめるのです。

「おおっ!そうだった。お客さんの荷物を扱うのにこのままではいけないんだ。」とその時、大学生の頃のアルバイトしていた感覚がよみがえってきました。

実はその倉庫は、資材置き場で、そこから、台車、養生シート、テープ、毛布などの引っ越し用グッズを運び込むものでした。そうそう、こんなの使っていたな、、と

ひととおりグッズを積み込むと、リーダー格の人が「そしたら、この車についてきて」と言われ、見るとシルバーのワンボックスの車、業者仕様にはなっています。

その車と自車の2トントラックに6人(うち女性1人)が乗り合わせていく形となります、私と乗り合わせたのは、20歳代の男性で聞くと会社から駆り出されて来たとのこと、おおっ、自分と一緒じゃないか、本業はマネキン製造会社で、主に百貨店とかにマネキン人形をおさめる仕事をやっているそうです、まだここにきて2回程度ということで、作業の内容も詳しく聞かずに集合したらしいです。

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午前のお客さん宅は、支店から約10分ほど走ったところの市内一等地にある14階建てのマンションで最上階の14階に住まわれているとのこと、おそらく相当なセレブではないかと思われます。

勝手に妄想をふくらませながら、現地に到着。むーん、見るからに新しい、高そうなマンションですねえ、この最上階に住む方の引っ越しっていったいどんな感じなんでしょうか。

トラックをエントランス前につけて、リーダーがマンションの管理人さんと接触、了解を得たあと、トラックに積んでいた養生シートや台車などの引っ越しグッズを降ろしていきます。

リーダーと、その弟子が手際よく玄関回りや通り道周辺の養生作業にかかります、通路にはブルーシートが敷かれ、角が当たりそうな箇所はウレタンシートなどでマスキングテープをはって固定していきます。

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私の任務は小荷物の積み込みが中心で、主に引っ越し用の段ボールに入れられたものを2トントラックへ積める所まで積むということでした。

そうは言っても、14階からエレベーターで台車にのせてくるわけです、一体何往復するのでしょうか、とりあえず他の5人はお客さん宅へ乗り込み、荷物の梱包と持ち出しにかかります、私はトラックの荷台で待機し、運ばれてくる物をひたすら奥いっぱいまで積み込んでいきます。

程なくして、台車がやってきました、基本、箱のサイズは大・中・小の3パターンです、中にはプチプチシートでくるまれた例外的なものもあります。

同じ大きさの箱でも、入っている物によって重い、軽い、様々なレベルのものがあります、基本、書籍などの入った箱は重いので、下の段として積みます、軽い箱を当然ながら上の方へのせていきます、途中、イレギュラーの物もあるので、安全性整合性も考えながら奥の方からビッチリ積み上げていきます、いうなれば立体版テトリスみたいなものです。

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実は、私の2トントラック以外に後からくる、食器棚や机、テレビ台などの荷物はもう一台手配している2トントラックに積むことになっているのでした。

とはいえ、来るわ来るわ、本やCD、衣類、食器とか入った段ボールケースが台車に運ばれてきます。どんどん積み上げていき、あっという間に満車となりました、とりあえず、支店へ戻り積み荷を降ろしにいきます。

到着後、事務所にいき、支持された場所に降ろすようにします、降ろすときは。そこに居合わせた社員の人たちが手伝ってくれるので早いです。

そうこうしているうちに「もう1回もどって」という連絡が入りました、どうもトラック2台分では収まらなかったようです。

再度、現場にもどり、家具関係で2代目のトラックに積みきれなかった荷物数点をのせることになりました。

さすがにセレブ、本やCD、小物関係の量も半端なかったのですが、家具もかなりあったようです。

とりあえず、これで乗り切ったので、これを再び、支店のほうへ戻っておろします。

これで午前の部は完了です、終わった時刻が12:30

ここで昼休憩となります。

1時すぎに、リーダーから招集がかかり、午後の引っ越しの準備にかかります。

次の家は支店から、これまた10分くらいの所で、2階建てのハイツ(お客さんは1階)ですが、幹線道路からの入る道がかなり狭い所です。

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午前と同じ6人グループで向かいます、約10分後、シルバーのワンボックス車についていくのですが、なるほど、ハイツの方へ入っていく道がかなり狭いです。

社員の人に車から降りて左右の安全を確認してもらいます、家の壁や屋根の軒、木の枝など当てないようにゆっくりと進みます、、何とかハイツの前まで到着。

とにかく、私は引っ越し業に関しては素人なので、教えられるがまま、荷作りされたものをトラックに積み込むだけです。

ただ、こんどのお客さんはどこへ引っ越しするのか分かりませんが、おそらく会社の転勤なのでしょう、40歳くらいの会社員のご主人と奥さん、そして小学生くらいのお子さん2人かな?そう思わせる物品が流れてきます。

と、またあらぬ妄想をしながら、積み込んでいく訳です。

今度はもう1台(2トン車)の方と2台で荷物が収まりました、積み終わったのがPM5:00くらい、これを今度、支店のほうではなく、そこの物流会社のコンテナ倉庫へもっていきます。

30分ほどかけて目的地へ、用意されたコンテナ(よくトレーラーで積んでいるのを見かける大きな鉄のコンテナ)3基へ移し替えます。

他の社員さんたちは、主に箱もの、家具、衣類、机、機械ものなど種別で大まかに分類しながら手際よく移し替えていきます、コンテナ輸送しても荷崩しないよう、均等にバランスよく並べていきます、さすがです。

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こうして1日の業務は無事完了しました、現地解散したのがPM6:30でした。

この日、雨も降っていましたが、久しぶりに1日中、体を動かしたなという感じです、汗もかなりかきました。

うちの会社の要請でこの3月末の4日間行ってくれとのミッションです、はたしてこの先どうなっていくのでしょうか?

今回のまとめ

・3月下旬は引っ越しシーズン、専門の会社も人手不足になり、あちこち応援要請、アルバイトとか集めて忙しくやっております。

・ちなみにここではアルバイト募集をネット求人情報に掲載しており、基本日雇い、時給も良い、報酬は指定口座に振り込まれるので応募した学生アルバイトの話も聞きました。

・久しぶりに1日中、体を動かしました、いい汗をかき、筋トレのエクササイズ的な効果もありました。

・引っ越しの現場作業の状況がよく分かりました、荷物の運び方とか養生の方法など勉強になりました。

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