ウリクロウとほうれん草と水菜④

あれから、約3か月、幸運なことにウリクロウ(イノシシ)の襲撃は発生しておりません、ここ最近の天候も適度に雨も降ったりして、今のところ順調に「サラダほうれん草」と「サラダ京水菜」は育っていっております。

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前回のブログで、種の仕入れ値が、2種類とも188円(税込)に対して、このまま収穫していけば、市販ベースで何円分採れるかシュミレーションを行ったところ、ほうれん草では1412円、水菜では1012円の儲けではないんですけど、食費が浮くという皮算用をやっておるわけですが、前回は、サラダとおひたし、味噌汁の具として戴きました。

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間引きながら、収穫していっております、今回も密集しているところを園芸用ハサミでカットしながら採っていきます、それをザルに盛っていきます。

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ざっと400g分ぐらいあるでしょうか、この日、休日の朝だったので、久しぶりにカレーを作り、その際、これを使ってみてやろうと思いました。

まず、採ってきた、ほうれん草、水菜を水洗いします。

たまたまキッチンに天ぷらを揚げて残った鍋があったので、油を足して、素揚げをしてやろうと思いつきました。水をよく切らないと油が飛び出ます。

一握りほど入れて、止めることにしました。

できたのが、写真右手の白い皿に盛っているヤツです。

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食べられなくはないのですが、やはりこの手のものは衣をつけて天ぷらで作ったほうが良いですね。

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本材に戻り、鍋に張った水を沸かし、肉類にはスーパーで買ってきた、「豚切り落とし」、それから「ウインナー」を投入していきます。

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十分煮込んだ段階で、収穫してきた、ほうれん草、水菜を入れます、その後、火を弱火にして、家にあった残り物のカレーのルーを投入、よく馴染むまで混ぜ合わせていきます。

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これでは少し寂しいので、平行してレトルトのカレー1袋を湯せんして温めたものを一緒に具材として投入します。

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それを馴染ませながら弱火で温めること約5分間、そんな内容でできた自家製カレーですが、さっそく試食してみたいと思います。

やっぱりカレーにごはんはよく合いますね、盛り付けをしたのが以下の写真です。

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幾分、スープカレーっぽい感じですが、一口含みます。味は自分で言うのもなんですが、申し分のないカレーテイストです、ほうれん草とか、あまり煮込みすぎると溶けてしまう傾向があるので、心もち抑えたつもりですが、それでも食感としてはかなり柔らかくなっています。

おおむね野菜カレーの形式ですので風味が山菜、いわゆる青っぽい印象はあります、それでも皿でおかわりの3杯はいけました。

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その翌日も、調子に乗って、ザルに同じぐらいの量をそれぞれ摘んで、その日の鍋(豚肉と白菜を入れ、めんつゆをベースに、みりん、ゆずドレッシング、和風だしの素などを混ぜたスープ)で煮込み、トッピングとして、ほうれん草、水菜をのせて戴きました。

豚肉はスーパーで買ったものですが、白菜は近所の方からの戴きもので、2玉ありました。その方も、家庭菜園をされているそうです。

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都会でも、プランターなどあれば、作物づくりも不可能ではないのですが、やはり、田舎だと栽培環境が整っているので、そこは強みがあるのかも知れません。

将来的には、どうでしょうか、年金生活となった場合、生活していく上で完全とはいかないまでも、自給自足の体制をひいておくことで、支出を抑えられるようにするために田舎ぐらしを選択するというのも一手ではないでしょうか。今後はネット、SNSの普及でライフスタイル自体が変化していくので、都会と田舎のインフラ格差が狭まっていくのではと考えます。

とりあえず、なかなかの鍋になりました。〆はにゅうめんと雑炊で美味しく頂きました。

まあ、参考になるかどうか分かりませんが、興味のある方はぜひ、お試しください。

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