ユーチューブ「アルミホイルでギタープレイに挑戦!( I try play the guitar with alminium foil )」

おなじみのシリーズで、前々から考えていた案件、アルミホイルで何か新しいサウンドを出せないか、というのがありました。

小学校の理科の実験で、電流を通すものとして、よく題材で扱われたりしますが、ユーチューブでは私は「アルミ ホイル」と言っています。正式には「アルミニウム ホイル」でアルミ ホイルという略称は本来、英語圏には無いそうです。

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外国でも「アルミ ホイル」と呼んでいるのかなと思っていたら、よく調べると間違っていました。まあ、日本人なんで、海外に向けては発信していますが、タイトルは「alminium foil 」と表記して、音声はそのまま使うことにします。

これって、またの名を「アルミ箔」とも言いますね、アルミニウムを薄く伸ばしたものなんですけど、よくリサイクルでアルミ缶のほうがスチール缶より、買取価格が高いという傾向がありますね、どうも原料(ボーキサイトという鉱物)から生産する時に工場で、かなりの電力を消費する関係で、アルミ缶からリサイクルするほうが、あまり電力を使用せずに済むという差が発生するようです。

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とまあ、台所では欠かせないアルミホイルですが、エレキギターと絡ませてみたいと思います。

弦に被せてみたり、くるんでみたり、いろいろやってみますが、上手く鳴らなかったり、普通に鳴ってしまったり、なかなか効果が出ませんでした。

そうこうしているうち、リアピックアップ側のピックアップと弦の隙間へ微妙にもぐり込ませるような具合にすることによって、幾分シタールのような音色になってきたので、これで演ってみたいと思います。

ピックアップのセレクトはいろいろ試してみて、センター(フロントとリアピックアップのミックス音)が、しっくりきたのでそれにします。フレーズは中近東っぽく 迫ってみるようにしました。

例えば、中近東音階で仮にスタートがC(ド)の場合、♭D(♭レ)、E(ミ)、F(ファ)、G(ソ)、♭A(♭ラ)、B(シ)と、レとラを半音下げた音階で、これで弾くとオリエンタルな雰囲気満載になります。

リッチーブラックモア先生(英国ハードロックバンド:ディープ・パープル、レインボー、他、のギタリスト、1945生)も昔の楽曲で中近東っぽいギターフレーズを演っていたなという記憶があります。

例えば、「Sail Away」(ディープ・パープル:アルバム「Burn」1974年)のギターソロなんか それっぽいですね。

もともと、ブラックモア先生は幼少期、クラッシックギターのレッスンを受けており、その後エレキギターに持ちかえた後も、クロマチック・スケールやハーモニック・マイナースケールを積極的に取り入れ、ブルースギターによく用いられていたペンタトニックスケール一辺倒だった当時のロックギターの概念を崩した一人でもありました。

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まあ、実のところ、私は中近東のスケールと言いながら、ユーチューブを観て頂くと分かるのですが、一部、和音階の旋律を入れてしまっており、終始、中近東スケールを使っているとは言えなく、総称して言えばオリエンタルなテイストのフレーズといった所でしょうか。

基本になる音階はこの曲では、D(レ)、♭E(♭ミ)、G(ソ)、A(ラ)、♭B(♭シ)、C(ド)を使っています。

アルミホイルを使って、シタール的な音色を狙ったのですが、シタールほどビリつき感はありません、もっと工夫すれば面白い音にはなるかも知りませんけど、弦とピックアップの間にアルミホイルを入れ込む形からどのように発展させるかは、今後の課題と言えましょう。

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