前回、「健康を見つめて(禁酒編)」で健康診断による再検査要請を受けて血液検査をした時、血糖値の数値が糖尿病レベルと診断されたのを報告いたしました。
診てもらったのが2018年10月でそのときのデータがこれです。
糖尿病に特に関係ある血糖値とHbA1c値(*ヘモグロビン・エイワンシー:血液の赤血球の蛋白をヘモグロビン(Hb)と呼び、それとブドウ糖が結合したものをグリコヘモグロビンと呼ぶ、グリコヘモグロビンにはいくつか種類があって糖尿病と密接な関係になっているのがヘモグロビンエイワンシー(HbA1c)との事です)でいずれも基準値を大幅に超えておりいわゆる糖尿病型との事でした。
実は亡くなった父親も糖尿病を患っていたので はたから見て食事に気をつけたり、薬を飲んだりしている大変さがありました。
遺伝もひょっとしたらあるかも知れませんが、これはどうも外回りの仕事から事務職に変わった事が一番の要因だと考えられます。
業務内容が変わったことで慣れないことや人間関係などかなりのストレスがかかっていたのも事実です、1日中パソコンの前でひっきりなしの電話対応に追われながら必死になって業務をこなし、その分帰宅すると毎日お酒を飲むことで発散させようとしていました、もちろん運動らしい運動もしていませんでした。
今の仕事になる前は年1回の定期健診では特に異常らしい異常はありませんでした。
医師からは「夜のご飯の量を半分にするとか、野菜中心の食生活、運動を心がけるように」との指導
これを放っておくと最悪の場合、失明や手足の切断という事態になるのでやばい気持ちです。
自覚症状によく喉が渇く、多尿になる、手足のしびれ、倦怠感などがあるようで、そういえばそんなことあるかな、と気になれば気になるのが悲しい性というものです、今では若年層でもなるみたいでもはや年のせいなどと言えなくなってきています。
「どうしよう、困った」
しかし悩んでいる暇も無いのでとりあえず糖尿病対策に関する情報を仕入れることにしました。
対策としては①食事療法 ②運動療法 ③投薬療法 があるということで自分なりにできる所から改善していこうと決心しました。
■ まず夕食でご飯お茶碗2杯食べていたのをとうふ1丁に変更しました。
とうふは近くのドンキホーテで3パック組のもめんとうふ、価格でいくと60円程のものを週2組のペースで購入、夕食のご飯代わりにしました。
ユーチューブで何という名前の先生だったか忘れましたが(確か医師?)その方も糖尿病を患っていたのが研究を重ねる中でステーキは食べても血糖値上昇の影響はほぼ無い、自身も積極的に食べる、ただしご飯は摂らないという生活の中で改善してきているというコンテンツを見ました。
朝、昼、夜のごはん全抜きはちょっとキツイので一番影響性のある夕食についてはごはんの代わりに先ほどの豆腐1パック、おかずには肉類は今までどおり、ただしサラダを付けるようにして、まずサラダから摂っていく方法にしました。
他にも糖尿病に対してやさしい食べ物はないかと調べてみますと
たまねぎ、トマト、きのこ類、ナッツ類、バナナ、納豆、オリーブオイル、チーズなどがありました。
納豆は髪の生育にも効能があると聞いていましたので朝は積極的に摂るとうにしています。
実はブログで掲載している「九条ねぎ と 小松菜」も この糖尿病対策の一環として栽培を展開しようとする試みでありました。
■ あと仕事から夜帰宅後、家の周辺約600mほどのランニングをすることにしました。
まあ、自宅周辺は田舎なので基本 車や人通りはあまりありません、朝にジョギングやウォーキングする人がいますが、朝が早い時や出社にあせる場合があるので夜を選びました。
仕事から帰ってくるのがPM9:00過ぎくらい、最初は1.5kmくらい走っていましたが、1週間くらい経って膝が痛くなってきて「あれっ!?ちょっと無理してるのかな?」と感じてからは半分ほどに距離を短くしました。
車で帰って来て家には入らず(一旦入ってしまうと気分的に出づらくなるので)車から降りたその足で仕事着のまま直でランニングをするのでした、現在では雨の日はさすがに出て行きませんが、足も痛めずに続ける事ができています。
■ お酒もあれから完璧ではないですが、ビール、チューハイから炭酸入りの水(業務スーパーとかで1リットル100円切ったものがあるので)に変えました。
ビールのあののどごしの良さが何とも言えないのが分かっているだけに辛いのですが、何とか我慢できるよう、炭酸水で雰囲気を近づける試みをしています。
あと野菜ジュースやスムージー(紙パックで売られてるヤツ)なども試してみるようにしました。
■ ストレスを少しでも軽減させるためにそれ関連のユーチューブを見たり、本を読むようにしました。 初期の段階で読んだ代表的な本が以下のものです
「頭に来てもアホとは戦うな!」田村耕太郎著(現在版 孫子の兵法伝授です)「怒らない人の頭の中」金川顕教著(年収300万円の人、年収1000万円の人、年収1億円の人の振舞いの違いをそれぞれ解説)
そうこうしながら実践できていない項目や日もありましたが、おしなべて上記のような生活を心がけていきましたところ、約1年後の今年の10月に再び採血して調べてもらった結果が以下のとおりです
確かに変化が起きています。
血糖値(空腹時)が 149mg/dl から 115mg/dl に、HbA1c値が 6.8% から 6.3%に下がっています。
まあ良かったなというのが正直なところですが、まだ基準値内には収まっていないので引き続きこの生活を続けながら様子をみていきたいと思います。
もし同じような症状をもっている方いらっしゃれば 共に頑張っていきましょう!