トイプードルと動物病院

ブログ記事の写真にちらほら載っているのでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、家でトイプードル(オス)を飼っております。

名前はクリと言います、11年前に父親がペットショップから買ってきた犬で、ずっと父親がかわいがっていたのですが、2015年に他界し、その後 母親が育てていたのですが母も今年 他界してしまったので 引き取る形になり現在にいたっています。

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なので正確な誕生日が分からず、まあ逆算して おそらく13歳くらいではと思っております。

人間の年齢でいうと すでに60歳突入でしょうか、小型犬の場合は寿命が15歳くらいと聞いていますが、個体差があるらしく、10歳くらいで逝ってしまったり、逆に23歳くらいまで生きるケースもありようです。

あと病気とかになったりすると寿命は当然のごとく早まることになるでしょうね。

クリは食パンが大好きで、スーパーで買ってきた6枚切りの食パンを朝に半分、夜に半分、その間ドッグフード1杯分を与える毎日です。

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昔から芸は仕込んでいなくて「お手」をするでもなく、せいぜい「おすわり」ぐらいですね

トイプードルは抜け毛が少ないので比較的 世話がしやすいです。寂しがりやなのでゲージから出すと抱いて欲しいと立って前足を私の太ももを叩きにきます。

あまりかまってやらず、離れようとすると足元に甘嚙みしてきます。

子供の頃から家では犬、猫と何匹か飼ってはいたのですが、いずれも短命で飼いだして10年と持ちませんでした。ですので記憶の中ではこのクリが一番長生きしていると思います。

ただ飼い方についてそんなに調べてというわけでもなく、ほぼが我流で育てておりました、毎日エサと水を与えるのと外へ出しての散歩、ペットシーツの入れ替え、たまに風呂にいれたり、毛が伸びてきてモコモコになってきたら近くの犬の美容室でカット(1回につき6000円ぐらいです)、年1回 市役所からくる狂犬病予防注射を受けに行く、、ぐらいでしょうか。

母親が亡くなってすぐはストレスからか、背中の一部分が脱毛する症状になっていましたが、今はそれも治っており、元気に走り回っているのでそれでいいのかなと思っておりました。

ところが先日、エサをあげようとすると元気がなく動きが鈍く何か震えてるよう、いつもはエサの時間になるとけっこう吠えたりするのが、まったく吠えない、、明らかに異変を感じます。

エサはなんとか食べるのですが、いつものような元気さがありません。

やはり両親からの置き土産というかかわいがっていたので形見みたい犬です、そういった想いを踏みにじることもできない、ましてや今は自分になついている、やはり家族みたいな存在になっているのでクリには元気になってもらいたいと思います。

言葉が通じない動物にはどこが不調なのか聞く事ができないので動作の一部始終を観察し、病院で診てもらうのが最善かと思いました。

とはいえ 連れて行けるのは日曜日くらい、異変に気付いたのは火曜日なので それまでに行きたいのですが、診てもらえる動物病院を探さなくてはなりません。

ただ今の状態はどんな病状になるのかなと思い、ネットで調べてみました。

・元気がない

・ハアハアと息遣いが荒いときがある

・震えている

・老犬だ

いろいろ調べてみると 過度のストレスがかかっているのか、もしやフィラリアか?とという疑いが出てきました。

フィラリアとは蚊を介して犬の心臓や肺動脈に寄生する寄生虫で、そのフィラリアが起こす病気をフィラリア症と呼びます。フィラリアは成虫になると30cmほどにもなる糸状の寄生虫で寄生する事で血液の流れが悪くなり、様々な障害を生むそうです。

特に犬にかかりやすく、咳、呼吸困難、嘔吐などの症状が出てくる頃には重症で、ほうっておくと死んでしまう病気です。かかってからの治療が難しく、予防が大切と言われています。

もし、そうなったら困るな、ちょっと心配だな、なんとか早く病院へつれていかねばという気持ちになりました。

ネットで検索すると いくつか候補の病院があがってきました。

まず、診察時間が夜間21:00~0:00という枠がある病院がありました、こえrなら仕事を終わってからでも連れて行けるなと思い、電話で問い合わせてみました。

すると受付の方が「その時間帯は主に急患専用となっており、先生も一人だけになるので仮に診察となると平日の1,5倍の料金がかかります、診察だけでも1万円を超えてくることになります」とのこと

「うーん、そこまで切迫したわけではないので、、」と平日の夜間は断念することに、

「それでは日曜日で予約をいれたいんですけど」

「当病院は予約は全般受け付けておらず、直接来ていただく形となります」と受付の方に言われました。

一旦そこは保留にして別の病院へ電話をかけます

「新規の方ですか?、、うちの病院は新規の方は日曜日の予約は受付けておりません」とのこと

なかなか厳しいものがあります、仕方なく悶々としながらも日曜日の当日を待ってクリを連れて行くことにしました。

あれから少しは元気になってきたような感じですが やはり心配なので、結局は今年の春に狂犬病予防注射を受けに言った病院に予約無しでいくことにしました。

そして当日、9:00からやっているということでしたが、朝の支度をしてなんやかんやあって入ったのが9:30頃、すでに患者(患犬?)をつれた方々が何組もいます。

受付け表に名前を書いて「フィラリアにかかっていないか調べてもらえますか」と伝え、待合室で待つことに、、待っている他の動物たちも ほとんど犬です。それぞれやはりおとなしいというか元気がなさげです、だから病院へ来ているのでしょう。

受付をしてから待つこと1時間半、名前が呼ばれます。

クリを抱いて診察室へ、獣医さんが来られて、診察台に乗せます、それが体重計になっていました、5.3kgでした。あとお尻に体温計を突っ込みます体温は37度、そして体の各部位を手で押さえて探りを入れます。

「今のところは異常らしいところは見受けませんが、採血をします。」

助手の方がクリを押さえて左後足に注射針を刺して血を抜きます。ここで鳴き叫ぶ犬もいるということなのですがクリは鳴きませんでした。

「めずらしいですね、鳴かないのは」と先生、緊張しすぎて声も出せずにいるのでしょうか

無事、診察を終えて結果を待つのですが4時間ほど調べるのにかかるということで、改めて電話で教えてくれることになりました。

とりあえず、受付で精算することにします。受付で「診察代、採血、問診、、、合わせて13,530円です(税込)」

「うおっ!13.530円、、!そうか、人間と違って保険効かないもんな、ペットを飼うというのはこういうことか、、」

何しろ今まで そんなふうに動物病院に連れていくことがなかったので、少しは驚いています。(まあ無知なだけだと思いますが)

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そうこうしているうちに先生から電話が、、

「今のところ フィラリアの感染にはなっていないようです、ただ体のどこかで炎症を起こしていますね、元気がなかったのは その影響と考えられます、まあ治ってきていると思うので少し様子をみてください」とのこと

少しは安心しました「あと、12月までにはフィラリア予防の薬を与えるようにして下さい」

「そうですね、フィラリアにかかってしまうと本当に大変なんで、そうします。」

老犬になってきているので何歳まで生きるのか分かりませんが、家族としてできうる限りのことはしていこうかなと思います。

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