「左右両用カッターナイフ」モ二ター発

絵を完成させた後の額縁に入れるために、そのサイズにカットするためカッターを使用する(当たり前か)のですが、家にあるのは2本ぐらいで 10年以上も使っているものです、それでも刃を交換すれば十分使えるわけで特に問題は無いのですが、過去のブログの写真を見てひょっとしたらお気づきの方がいらっしゃるかも知れませんが、実は私は左利きなのでカッターを持つのは左手でやります。

なのでカッターの刃をを出すときは基本、本体を裏向けて左手の親指でスライダーを押して出してまたひっくり返して定規を当て切る所作に入るのです。

私は書くのとお箸とハサミを持つのは右で、ボールを投げたり蹴ったりするのは左です。

小さい頃は全て左手でやっていたそうで将来を案じた親が箸と鉛筆を右手で持つようにと半ば強制的に修正させられた経緯があります。

そのお陰かギターを弾くようになると左手と右手のバランスが保てるようになりました。(ギターは右用スタイルです)

左利きは器用だと迷信か噂か分かりませんが、そんなことを言う方がいました。ただ左利きのために不自由な部分を克服するのがあって器用さが生まれるのではないかと思います、社会的には右利き用がメインとして考えられているので、例えば鍋の注ぎ口が右用になっていたり、彫刻刀が右用、ゴルフクラブも借りるといってもほぼ右用になっていたりします。

特に記憶があるのが小学校の時、体育の授業でソフトボールの時間があってグローブを使う際に左用のが無かったので仕方なく右用のグローブを強引に右手(逆手)にさしてやっていました。

お陰である程度、普通にキャッチボールできるようになりました。

草刈り鎌もふつうだったら柄より内向きに刃を向け、刈るところを左手で持って刃を柄より外側にして刈るスタイルを作りました。

けれども電化製品やエレキギターのシールドなど他人の手で巻かれたコードを使用し、その後自分が巻き直す場合などは右手で巻いたクセがついてしまっているため上手く巻けない事態になる経験はよくありました。

昔も実際 左手用グッズはあるのはあったとは思うのですが、絶対数が少ないという印象を持っています。

しかし現在は当時とは格段に違い、物づくりの進歩でお店やネット販売で左利き用グッズが充実してきていると思います。

というわけで、先日お得意の100均のお店で見つけたものがこれです。

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「左右両用カッターナイフ」

これは右利き・左利きどちらからも使えるというカッターで

今まで右仕様カッターで慣れているけど一体どんな感じなんだろうと興味本位で買ってしまったものです。

中を開けてみます。

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普通に左手で持つといつも通りのフォーム(スライドする側の方が裏になる)です。

実は本体の先が山形になっているので左側からでも刃が当てやすくなっているのでこのままでも使えることは使えるのです。

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ですがここでいったんお尻のクリップを外し、スライダーを押さえながら後方に引き出し、刃を回転させ外し、カッターを裏返して再度、本体に入れてクリップで止めると

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左手で持つと今度はスライダーが表側に来て これで左利き使用になりました。

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カッターとしての大きさもかつてデザイン事務所で仕事をしていた頃のカッターに近い仕様です。(当時はまだ版下っていう形態でレイアウトしておりました)

また、デザイン専門学校やデザイン事務所の頃はデザインカッターと言って持つ柄の先に細めの刃が装着されていて筆を持つようにして細かい部分をカットしていくグッズがありました。

またコンパスの先の鉛筆の部分が取り外し可能になって、そこへデザインカッターの先に付け替えられる機能があって円状にカットできるのもありました。

今はどこかへいってしまい、家には無いのですが また探してみたいと思います。

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