最初の頃はシャープペンシルの芯入れを使う人ってそんなにいないのでは、、と思いながら遊び心で作ってみたのが、どっこい私は世間知らず、または思い込みが激しいか、実は割りと注文があって気に入って頂いていることを後々になって気付かされました。

おそらく若い方が多いのではないかと、、これまでの肌感覚で思います。
初期の頃、オール竹製の芯入れを作っていてサイズもバラバラでした。ある日なにげにホームセンターでステンレス棒を眺めていた時、ふと「これを芯入れの筒にしてみたらどうだろう?」と考えたのがきっかけでした。


当時、ペン中心のラインナップに力を入れていたため、シャー芯ケースはあくまでもバリエーションを広げるためのアイテムの一つというとらえかたでした。
ところが徐々に売れ始めてきて、オーダーメイドの注文まで入ってくるようになり、改めて需要があるのだと実感しました。
もともと竹と市販のペンの組み合わせで作ってきたのですから、竹にステンレスパイプというのは特別なことでもないし、面白そうだなというのが先にありましたね、いくつかの試行錯誤を経て現在のようなスタイルとなったわけです。

製作面で難しい所は、パイプの太さに合う軸の竹を見つけることです、キャップも本体も竹の節下側の部位を使用するのですが、太すぎても細すぎてもフイットしないのでここは製作にあたっての重要ポイントになります。
竹のみのシャー芯ケースや竹三TAKEMITUペンとは違った工程がこのメタルバージョンにはあります、もちろん失敗作も出てきます、そういう中で出来上がったものにはみなさんもその価値を理解してくれているのだと思っています。

シリアルNo.を聖品につけて販売しているのはギブソンやフェンダーのギターにシリアルNo.がついているようにクラフトマン・シップの証しでもあるという同じ理由だからです。
大量生産は今のところ難しいですが、逆にその希少性、プレミア性を御理解頂ければ幸いです。