ウリクロウとほうれん草と水菜

あの衝撃の10月20日、ウリクロウ(イノシシ)の被害から(詳しくはブログ「九条ねぎと小松菜<最終章>」をご覧ください)約2週間

再建の道を歩み始めようと新たな作物づくりに挑みます。

毎朝、裏山の畑をチェック、今のところヤツが侵入してきた気配はどうやら無く、やり直したバリケードも無事です。

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イノシシはクマと違って冬眠はしないらしく冬も活動を展開します、ただ根雪ができる寒い地方には住めない動物らしいです、なので和歌山県では十分生活できるところですね、高野山でもイノシシやシカ、サルなどの被害が報告されているそうです。

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しかし不気味ですね、前回も「やった!もう来ないだろう」と植えていた九条ねぎと小松菜をいよいよ本格的に収穫だと思い楽しみにしていた矢先の襲撃だったので忘れることができません、確かにあれからバリケードや防護ネットを補強してきました、しかしながら突破されない保証はどこにもありません。

ましてや作物が全滅した後の畑は一からやり直して現在の所、何も植えられていない状況なのですから、嗅覚の鋭いウリクロウは次のターゲットとタイミングを見計らっているようにも思えます。

それでも前進あるのみです!今回新たに近所のスーパーで「サラダほうれん草」と「早どり京サラダ水菜」(いずれも株式会社アタリヤ農園:千葉市香取市:当時価格188円税込)を購入、これを二ヶ所の畝へ蒔いていきたいと思います。

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裏面の説明書きを一部紹介します。

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「サラダほうれん草

生食でもアクが少なく、サラダ向きのほうれん草、ベト病に強く、家庭菜園で作りやすく生育の早い品種です。

蒔き方:酸性に弱いので石灰などで中和し、化成肥料をすきこんで30cm位の中にバラまきします、完全に凍る寒さでは枯れてしまいます、その前に収穫できる蒔きどきにタネを蒔くようにします。

注:ほうれん草は酸性に弱いので肥料は酸性の強いものは不向きです。

「はやどり京サラダ水菜」

サラダでシャキシャキとした食感で美味しさ抜群、新鮮な緑の葉と純白の葉軸の色合いがより美味しさを増します、改良した葉軸の繊細さと柔らかさでよりサラダ向きになっています、作りやすく春から秋まで栽培可能な優れた品種です。

蒔き方:極寒期を除き いつでも蒔けますが露地栽培では春夏秋の三期が最も作りやすく良いものができます。

畝間20cm位を標準にスジまきして本葉2~3枚頃までに間引きし、株間10cmにします。高温多湿の時期の栽培は株間を広めにし、風通しを良くし、徒長や病気を防ぎます、生育が早いので元肥を基本に化成肥料を少量と堆肥など有機質肥料を多めに施します、プランターや箱作りでも容易に作れます。

注:酷暑期は発芽不良や生育不良の防止の為、種まきは控えて下さい。

家に帰ってきました、靴を長靴に履き替えます。

まずほうれん草をバラまきします、緑色の小さな粒です、まんべんなくふりかけていきます。

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続いて水菜はスジまきなので レーキで2筋溝を作り、そこへ種を蒔いていきます。

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これに軽く土を被せ、十分水をやります、近くに蛇口があるのでホースで雨のように散らしながらまいていきます。

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これらの野菜は冬に収穫できる代表的なもので どうでしょうか一か月くらいしたら採れ頃になるでしょうか、

共に冬の鍋の材料としてぜひ使用したいものです、そんな期待とウリクロウ襲来の恐怖との狭間で今日を生きていきたいと思います。

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